FGかふぇ

読書やらカフェ巡りが趣味。読んだ本、行ったカフェの紹介がメインのブログです。ごゆるりとどうぞ。

『まほり』の感想をネタバレなしで語っていく【高田大介】

およそ言葉というものは、欠けるにしても足されるにしても、形が変わるのに必ず動機を必要とする。なぜなら、放っておいたら勝手には変わらないというのが言葉のかなり重要な機能の一つだからだ。世の人が一般に信じているほどに言葉というものは闊達に変化…

オススメの小説をひたすらに紹介していく【随時更新】

詳細はいいから、とにかく面白い小説を教えてくれ!!って方のために私が今まで読んだ中で面白かった小説(評価をつけるとしたら10点満点のうち9or10点の作品)をひたすらに挙げていく。テンポ重視であらすじとかは全カット。 また作品名の後には大まかな【ジ…

普通の恋愛小説が飽きたあなたへ『四月になれば彼女は』のあらすじ・紹介【川村元気】

「 でも僕、思うんです。人は誰のことも愛せないと気付いたときに、孤独になるんだと思う。それって自分を愛していないってことだから」 (引用:四月になれば彼女は P250/川村元気) ありきたりな恋愛小説に飽きたあなたへ。 心躍る恋心から人間らしい欲望を孕…

『四月になれば彼女は』の感想を好き勝手に語る【川村元気】

愛を終わらせない方法はひとつしかない。それは手に入れないことだ。決して自分のものにならないものしか、永遠に愛することはできない。 (引用:四月になれば彼女は P198/川村元気) とんでもない物語を手にとってしまった。なんの気なしに読み始めた恋愛小説…

『神の守り人』の感想を好き勝手に語る【上橋菜穂子】

「悪人を裁いてくれるような神がいるなら、この世に、これほど不幸があるはずがない。……そう思わないかい?」 (引用:神の守り人〈下〉P136-137/上橋菜穂子) 守り人シリーズの『神の守り人』の感想を語っていく。ネタバレありなので未読の方はご注意を。 目…

『精霊の守り人』の感想を好き勝手に語る【上橋菜穂子】

言わずと知れた和製ファンタジー作品の代表作、上橋菜穂子の『精霊の守り人』の感想を語っていく。ネタバレには触れていくので未読の方はご注意を。 感想 著者の他作品である『鹿の王』や『獣の奏者』はすでに読み終えており、上橋菜穂子氏の作品ならば間違…

『虚空の旅人』の感想を好き勝手に語る【上橋菜穂子】

「……そなたの才能を、政だけにすり減らすな。驚きをもって異界を見るまなざしを決ししてくもらせないでくれ」 (引用:虚空の旅人 P380/上橋菜穂子) 上橋菜穂子氏による大人気シリーズ、『守り人』シリーズの外伝『虚空の旅人』の感想を語っていく。 ネタバレ…

『図書館の魔女』の二次創作小説を書いてみた。

─注意事項 以下は、著・高田大介『図書館の魔女』の二次創作小説です。 『図書館の魔女』本編を読んでから読む前提で書かれています。 好き勝手に書いています。 以上、大丈夫な方はどうぞ。 ─図書館の秘密を追って 〈前編〉 季節外れの春の嵐が図書館を襲っ…

【27作品】2019年上期に読んだ小説を5段階で評価する&ベスト3紹介【一言感想】

今回は私が2019年上期(1〜6月)に読んだ小説27作品を5段階評価で好き勝手に感想を書いていく。 そして、後半は上期に読んだ小説の面白かった作品ベスト3をあらすじなどと共に紹介。(こちらは再読を含まない)2019年に発売した小説ではなく、あくまで私が1〜6…

『図書館の魔女 合同感想本2』は原作ファン必見の愛が詰まった一冊だった。

『図書館の魔女 合同感想本』がパワーアップして帰ってきた。 第1段に比べて寄稿者が増え、ページ数も倍増した『図書館の魔女 合同感想本2』。 『図書館の魔女』の世界に魅せられた17 名によって綴られたこの感想本は、あなたをもっと『図書館の魔女』の世界…

【10作品】読書歴5年の私が勧める絶対読んで欲しいオススメ小説【随時更新】

『いい本』とはなんだろうか? 有名な賞を受賞した本だろうか?それとも著名な作者の本だろうか? 私は、『いい本』とは読了後に自分の中に残るモノがある本だと思っている。それは感動や恐怖といった感情でもいいし、興味や発見といった知的欲求でもいいだ…

泥棒と警察官 二人の恋の行方は──『ルパンの娘』のあらすじ・紹介【横関大】

「今すぐ別れなさい」 わたしは泥棒の娘。 結婚を考えていた彼は、警察一家の長男だった。 2019年7月からドラマ化が決定した横関大の原作小説『ルパンの娘』のあらすじ・見どころを紹介していく。 500ページ弱と文量はそこそこあるが、文体は読みやすく軽快…

【2019年版】ダン・ブラウン 全作品を発売順に紹介 おすすめ・感想 【新作随時更新】

ダン・ブラウンといえば、『ダ・ヴィンチ・コード』で一躍脚光を浴びた人気作家だ。そのシリーズ作品では第5作目になる『オリジン』が2019年に文庫版で発売されるなど、勢いは留まる所を知らない。 今回は、そんなダン・ブラウンの作品を一覧で紹介する(随…

『幻惑の死と使徒』の感想を好き勝手に語る【森博嗣】

記号覚え、数式を組み立てることによって、僕らは大好きだった不思議を排除する。何故だろう? (引用:幻惑の死と使徒/森博嗣) 奇怪で奇妙で奇数な物語『幻惑の死と使徒』の感想を語っていく。ネタバレありなので未読の方はご注意を。 目次 感想 ──目次から…

『四季 秋』の感想を好き勝手に語る【森博嗣】

「Fになる、というメッセージを残したり、プログラ厶上にでも、形跡をわざと消さなかった。自分よりも、どれだけ人類が遅れているか、そのタイムラグを観測しようとした、といっても良いね」 (引用:四季 秋P102/森博嗣)『すべてがFになる』に隠されていた…

『四季 夏』の感想を好き勝手に語る【森博嗣】

春、夏、秋、冬の四部作からなる『四季』。その中の『夏 Red Summer』を読んだので感想を語っていく。名作『すべてがFになる』の舞台を整える、前作ファンにはたまらない至高の一冊だ。 目次 感想 ──『すべてがFになる』の謎が明かされる ──真賀田 四季につ…

『十二国記』の全9作品をまとめて紹介する【小野不由美】

あなたは、ファンタジーに何を求めるだろうか? 応援したくなる主人公? 魅力あふれる登場人物? ハラハラドキドキの冒険? スカッとするようなどんでん返し? それとも作り込まれた世界観? 十二国記の世界にはそのすべてがつまっている。 これから十二国記…

地獄とは救いであり未来でもある──『インフェルノ』あらすじ・紹介【ダン・ブラウン】

わたしが贈るのは、未来だ。 わたしが贈るのは、救済だ。 わたしが贈るのは、地獄だ。 (引用:インフェルノ〈上〉P12/ダン・ブラウン) ダン・ブラウンの大人気作品『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの『インフェルノ』を紹介していく。 『インフェルノ』は…

『本日は、お日柄もよく』の感想を好き勝手に語る【原田マハ】

『困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している』 (引用:本日は、お日柄もよく P323/原田マハ) 目を背けなければ、ピ…

仇敵同士の二人の王が歩む軌跡『黄金の王 白銀の王』あらすじ・紹介【沢村凜】

「薫衣様。私はお教えしたことのなかで、いちばん大切なことは何でしたでしょうか」 「この血に恥じぬよう生きること。事切れる間際まで」 (引用:黄金の王 白銀の王 P27/沢村凜) 仇敵同士の二人の王が歩む軌跡、沢村凜のファンタジー作品『黄金の王 白銀の…

『黄金の黄金 白銀の王』の感想を好き勝手に語る【沢村凜】

「薫衣様。私はお教えしたことのなかで、いちばん大切なことは何でしたでしょうか」 「この血に恥じぬよう生きること。事切れる間際まで」 (引用:黄金の王 白銀の王 P27/沢村凜) 沢村凜の和製ファンタジー、『黄金の王 白銀の王』の感想を語っていく。ネタ…

欺きの極地にて──『デセプション・ポイント』のあらすじ・紹介【ダン・ブラウン】

「積み重ねた証拠は、カードを組み立てた家といっしょよ。大前提を抜きとるとすべてが揺らぎはじめる。隕石が発見された場所こそが大前提だったのよ」 (引用:デセプション・ポイント P132-133/ダン・ブラウン) ダン・ブラウンの『デセプション・ポイント』…

『デセプション・ポイント』の感想を好き勝手に語る【ダン・ブラウン】

ダン・ブラウンの『デセプション・ポイント』が、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズに負けず劣らず面白かったので感想を語っていく。 NASAの大発見とは何なのか!?大統領選挙はどうなるのか!?セクストン親子の関係は!?…と、開始数十ページで物語に完璧…

ダン・ブラウンの原点『パズル・パレス』のあらすじ・紹介

『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズで一目脚光を浴びているダン・ブラウン。今回はそんな彼の原点であるデビュー作『パズル・パレス』のあらすじ・紹介を行っていく。 『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの紹介はコチラからどうぞ。 目次 あらすじ NSAと訪れる…

2019.2.8の『SANOVA』ライブが最高だったから感想を語っていく

2019年2月8日に新宿のライブハウスMARZで行われた『SANOVA』のワンマンライブに行ってきたのでその感想を語っていきます。SANOVAってなんぞや?って方はコチラからどうぞ!! 目次 感想 演奏した曲について 最後に 感想 もう、最高でしたね。これにつきる。…

『四季 春』の感想を好き勝手に語る【森博嗣】

たとえるなら、それは天体の運行に類似している。たまたま、彼女の軌道と、僕の起動が、最も接近する位置に、そのときの二人が存在しただけのこと。 つまり、偶然。 (引用:四季 春 P14/森博嗣) 森博嗣の代表作品『すべてがFになる』やその他の作品で圧倒的…

【小説】音は作り磨くモノ──『羊と鋼の森』あらすじ・紹介【宮下奈都】

言葉で伝えきれないなら、 音〈ピアノ〉で表せるようになればいい。 (引用:羊と鋼の森/宮下奈都) 2016年に「本屋大賞」を受賞した宮下奈都のベストセラー小説『羊と鋼の森』を紹介していく。 『羊と鋼の森』を簡単に説明すれば、ピアノの調律師を目指す青…

【小説】『羊と鋼の森』の感想を好き勝手に語る【宮下奈都】

心洗われ、静かながらワクワクする『羊と鋼の森』の感想を語っていく。ネタバレありなのでご注意を。 ネタバレなしの紹介はコチラから。 【『羊と鋼の森』あらすじ・紹介】 目次 感想 ──ピアノの魅力に引き込まれる ──主人公・外村の成長に心動かされる ──言…

十二国記シリーズを読み終えたので感想を好き勝手に語る【小野不由美】

小野不由美の十二国記に出会ってはや1ヶ月。十二国記のおかげでこの1ヶ月は濃密すぎる読書生活をおくる事ができました。 現在刊行されている『魔性の子』〜『華胥の幽夢』まで読み終わったので、出会ったきっかけ、感想を好き勝手に語っていく。十二国記シリ…

十二国記『華胥の幽夢』の感想を好き勝手に語る【小野不由美】

陽子は鳥を、書卓の脇にある棚の上に留まらせた。そっと翼を撫でてやる。 鳥は語る。この世界で最初に得た友人の言葉を。──彼の声で。 (引用:華胥の幽夢 P166/小野不由美)十二国記の短編集『華胥の幽夢』の感想を語っていく。ネタバレありなので未読の方は…