FGかふぇ

読書やらカフェ巡りが趣味。読んだ本、行ったカフェの紹介がメインのブログです。ごゆるりとどうぞ。

図書館の魔女

『図書館の魔女 合同感想本2』は原作ファン必見の愛が詰まった一冊だった。

『図書館の魔女 合同感想本』がパワーアップして帰ってきた。 第1段に比べて寄稿者が増え、ページ数も倍増した『図書館の魔女 合同感想本2』。 『図書館の魔女』の世界に魅せられた17 名によって綴られたこの感想本は、あなたをもっと『図書館の魔女』の世界…

『図書館の魔女』「高い塔」の考察を好き勝手に語る【高田大介】

『図書館の魔女』のタイトルになっている『図書館』つまり「高い塔」──。 「高い塔」は人の意思をくみとることができるまた自らの意思を持っているという結論に達したので、そう考えるようになったきっかけを語っていく。 目次 「高い塔」についての考察 1.…

『図書館の魔女』ニザマとミツクビについての解説・考察【高田大介】

『図書館の魔女』でマツリカたちにとって宿敵の相手であるニザマの宦官中常侍ミツクビ。 今回はミツクビの考察、またモチーフとなった存在に迫る。それに伴い、ニザマについての解説・考察が必要と判断したため、前半はニザマについて軽く説明し、後半はミツ…

『図書館の魔女 合同感想本』は原作ファンには堪らない愛が詰まった一冊だった

『十人十色』とはよく言ったもので、物語の感想一つとっただけでも、視点・表現・考え方など「こんなに違いがあるのか」と思わずにはいられない。 『図書館の魔女』の世界に魅せられた10名によって綴られたこの感想本は、あなたをもっと『図書館の魔女』のこ…

『図書館の魔女 烏の伝言』の感想を好き勝手に語る【高田大介】

図書館の魔女シリーズ第二段『図書館の魔女 烏の伝言』の感想を語っていく。ネタバレありなので未読の方はコチラをどうぞ。 感想 マツリカ さて、読み初めて最初に思ったのはマツリカたちがでてこない!! これに尽きる。 講談社HPにある著者コメントでは、…

『図書館の魔女 烏の伝言』を紹介する【高田大介】

「普通に喋れないのがなにほどのことか。私の知り合いのなかにも喋れない人が一人おられるが...私の知る限りその人こそ......同盟市全域で最も賢い人ですよ」 (引用:図書館の魔女 烏の伝言〈上〉P408-409/高田大介) はじめに 『図書館の魔女 烏の伝言』は『…

『図書館の魔女』マツリカの両親についての疑問・考察【高田大介】

『図書館の魔女』の主人公であるキリヒトとマツリカキリヒトに関しては以前記事を書いたがマツリカについてはまだ書いていなかったので、私が感じたマツリカに対しての疑問の提示とそれに対する考察を行っていきたいと思う。 第二部である『図書館の魔女 烏…

『図書館の魔女 1巻』の感想を好き勝手に語る【高田大介】

ここには言葉が渦巻いている。針を落としてもそれと気づくほどの沈黙をたたえたこの図書館に、空恐ろしいほどの量の言葉が漲って、渦巻いているのをキリヒトは感じた。(中略)図書館の沈黙は、言葉に充ち満ちた沈黙だったのだ。 (引用:図書館の魔女1 P95-96/…

『図書館の魔女』″キリヒト″の疑問・考察【高田大介】

″言葉″のファンタジー『図書館の魔女』 今回はその主要な登場人物である″キリヒト″について思ったことを書いていく。 がっつりネタバレには触れてしまうので未読の方はコチラをどうぞ。 ″キリヒト″の謎 キリヒトの正体は2巻の後半で明らかになり、その場面で…

『図書館の魔女』を紹介する。口のきけない魔女の物語はすべての読書家に捧げたい1冊だった【高田大介】

図書館にある書物は、すべてが互いに関連しあって一つの稠密な世界を形づくっている。(中略)図書館は人の知りうる世界の縮図なんだ。図書館に携わるものの驕りを込めて言わせてもらえば、図書館こそ世界なんだよ。 (引用:図書館の魔女1巻 94P/高田大介) 「い…