FGかふぇ

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【東野圭吾】小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を紹介する。

『悪事を働いた3人の元にきたのは過去から届いた手紙だった!?』


どうも、FGです。
今回は東野圭吾の小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』をあらすじ以上ネタバレ未満で紹介します。


2017年9月に映画化したこの作品、映画のほうも原作とは一味違った面白さを堪能できました。

映画版の紹介&感想はこちらをどうぞ


あらすじ

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されてのか?
3人は戸惑いながらも当時の店主・波矢雄治に代わって返事を書くが・・・。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

(引用:ナミヤ雑貨店の奇蹟 裏表紙/東野圭吾)

第一章 回答は牛乳箱に
「病気の彼の側にいるべきか、彼の言うとおりに夢を追うべきかどうしたらよいでしょうか?」
月のうさぎ より


第二章 夜明けにハーモニカを
「家業の魚屋を継ぐべきか、諦めずにミュージシャンを続けるべきかどっちがいいでしょう?」
魚屋ミュージシャン より


第三章 シビックで朝まで
「妻子持ちの男性の子供を妊娠してしまいました。産みたい気持ちが大きいのですが、現実を考えるとやはり堕ろすべきでしょうか?」
グリーンリバー より


第四章 黙祷はビートルズで
「お父さんとお母さんは夜逃げをすると言っています。僕はなんとかやめさせたいです。どうすればいいでしょうか?」
ポール・レノン より


第五章 空の上から祈りを
「昼は会社で、夜はホステスとして働いています。経済面などを考慮するとOLを続けることに疑問を感じています。どうすれば、みんなの理解を得られ、穏便に会社を辞められるでしょうか?」
迷える子犬 より

見所

ヒューマンドラマ

各章ごとに新たな相談が舞い込んでくるのだが、その一つひとつが深い。感動するものもあれば、思わず涙が溢れる話もあるだろう。

ミステリー

もちろん東野圭吾がただのヒューマンドラマだけでは終わらない。なぜ、過去から手紙が?雑貨店と児童養護施設との関わりは?次第に明らかになる事実に手がとまらなくなる。

回答とその後

様々な相談者からの難問に『ナミヤ雑貨店 』はどのような回答を示すのか?そしてその答えをもらった相談者はどのような未来を歩むのか?



読み終えて

個人的には、第二章の『夜明けにハーモニカ』と、第五章の『空の上から祈りを』の話が心に残った。


また章ごとに新しい相談者の話になるのだが、完全に独立した話という訳ではなく、端々で繋がっている。その辺も意識して見つけてみると面白いだろう。


『東野圭吾史上、最も泣ける作品』との触れ込みもあるが、それに恥じない感動と、心暖まるストーリーだった。

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