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【29作品】2018年上期で読んだ小説を5段階で評価する&ベスト3紹介【一言感想】

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2018年も早いもので半分が終わってしまいましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?


今回は私が2018年上期(1~6月)に読んだ小説29作品を5段階評価好き勝手にレビューしていく。また再読の作品も含んでいる。


また、上期に読んだ小説のベスト3をあらすじなどと共に紹介していく。(こちらは再読を含まない)2018年に発売した小説ではなく、あくまで私が1〜6月に読んだ小説なのでご注意を。

目次

読んだ小説を5段階で評価・一言感想

夜の写本師/乾石智子
☆☆☆☆
ダークな部分が印象的。綿密に作りこまれたファンタジー。


星を継ぐもの/J・P・ホーガン
☆☆☆☆☆
SF用語満載で若干読みにくかった...が、それを超えるくらい文句なく面白い。
(再読)

私的私的ジャック/森博嗣
☆☆☆
著者の同シリーズ『すべてがFになる』とつい比べてしまい、若干物足りなさがある。


封印再度/森博嗣
☆☆☆
同上


眼球堂の殺人/周木律
☆☆☆
舞台が常識にとらわれていないクローズドサークル。最後は騙された。


図書館の魔女/高田大介
☆☆☆☆☆☆
(再読)
言うことは何もない。最高。


図書館の魔女─烏の伝言─/高田大介
(再読)
☆☆☆☆☆
同上


冷たい校舎の時は止まる/辻村深月
☆☆☆☆
著者と同名の登場人物が出てくるって珍しいですよね?


黒猫の小夜曲/知念実希人
☆☆☆
可愛らしい死神の心暖まるストーリー。


アルテミス/アンディー・ウィアー
☆☆☆
ぶっ飛び月面ミッション。ノリと勢いが○。


インフェルノ/ダン・ブラウン
☆☆☆☆
地獄という救済。


天使と悪魔/ダン・ブラウン
☆☆☆☆☆
ノーロープバンジー。


ダ・ヴィンチ・コード/ダン・ブラウン
(再読)
☆☆☆☆☆
ラングドン教授の講義を聴きたい。


ロスト・シンボル/ダン・ブラウン
☆☆☆☆
″混沌から秩序″
魔法の方程式って初めて知った。


オリジン/ダン・ブラウン
☆☆☆☆☆
人類の行く末に戦慄せよ。


R帝国/中村文則
☆☆
私には合わなかった。


ルパンの娘/横関大
☆☆☆
泥棒一家の娘×警察一家の息子の設定が面白い。ラストも爽快。


虚ろな十字架/東野圭吾
☆☆☆
死刑とは無力である。


眠りの森/東野圭吾
☆☆
バレエ世界の裏側を見た。


人魚の眠る家/東野圭吾
☆☆☆
壊れてでも守らなければならないものがある。途中で目を背けたくなる。


危険なビーナス/東野圭吾
☆☆☆
不倫ものかと思いきや東野圭吾らしい理系チック。素数ってロマン。


魔力の胎動/東野圭吾
☆☆☆☆
『ラプラスの魔女』が好きな方は是非。


嘘をもういちどだけ/東野圭吾
☆☆
短編って苦手かも。


祈りの幕が降りる時/東野圭吾
☆☆☆☆
涙腺崩壊。バスタオルをください。


盤上の向日葵/柚月裕子
☆☆☆☆☆
上半期ベスト3に間違いなく入る。
東名の生きざま、私は好き。


真夜中乙女戦争/F
☆☆☆☆
一言ひとことがぶっ刺さる。
好きな言い回しとかあるとメモしながら読むのだが、メモしたいことがありすぎて途中で諦めた。


箱庭図書館/乙一
☆☆☆
端々が繋がってる短編集。雪で繋がるパラレルワールド『ホワイト・ステップ』が抜群に面白かった。


獣の奏者/上橋菜穂子
☆☆☆☆☆
上半期ナンバー1。
好きすぎて感想が書けない現象が起きてる。


獣の奏者─外伝─/上橋菜穂子
☆☆☆☆
イアルの不器用な優しさが好き。


上期のベスト3

再読を除く下期で読んだ小説で面白かったモノをランキング方式で紹介していく。


第3位:オリジン
著者:ダン・ブラウン
ジャンル:ミステリー


あらすじ

宗教象徴学者のラングドンは、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を訪れていた。元教え子のカーシュが、″われわれはどこから来たのか″ ″われわれはどこへ行くのか″という人類最大の謎を解き明かす衝撃的な映像を発表するというのだ。カーシュがスポットライトを浴びて登場した次の瞬間、彼は額を撃ち抜かれて絶命した。カーシュ暗殺は、宗教界によるものか?もしくは、スペイン王宮の差し金か?
かくして、誰も信用できないなかで、ラングドンと美貌の美術館館長・アンブラは逃亡しながら、人工知能ウィンストンの助けを借りて謎に迫る!

(引用:オリジン〈上〉/ダン・ブラウン)


コチラのページでもう少し詳しく『オリジン』の紹介をしているので、気になる方はどうぞ!
『オリジン』あらすじ・紹介


『オリジン』は、象徴学者ロバート・ラングドンを主人公とした『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ、5作品目の物語だ。シリーズ作品ではあるが、順番通りではなく、この『オリジン』から読んでも問題なく楽しめるはずだ。


『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズって何?という方はコチラで紹介しているのでどうぞ!
『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ紹介



第2位:盤上の向日葵
著者:柚月裕子
ジャンル:ミステリー

あらすじ

実業界の寵児で天才棋士――。 男は果たして殺人犯なのか! ? さいたま市天木山山中で発見された白骨死体。唯一残された手がかりは初代菊水月作の名駒のみ。それから4ヶ月、叩き上げ刑事・石破と、かつて将棋を志した若手刑事・佐野は真冬の天童市に降り立つ。向かう先は、世紀の一戦が行われようとしている竜昇戦会場。果たしてその先で二人が目撃したものとは! ?日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー!

(引用:Amazon)


『盤上の向日葵』は2018年の本屋大賞二位に輝いたミステリー作品。


タイトルの『盤上』、そして表紙の『王将』を見て分かる通り、将棋、そして将棋の駒が物語の中核をなすミステリー作品だ。


もちろん対局の様子も描かれていて将棋を知っている方ならイメージしやすいと思う。将棋のルールを知らない方でも楽しめる内容になっているので、その辺りは安心してほしい。


『盤上の向日葵』あらすじ・紹介

 

第1位:獣の奏者 
著者:上橋菜穂子
ジャンル:ファンタジー

あらすじ

リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが──。苦難に立ち向かう少女の物語が、今ここに幕を開ける!

(引用:獣の奏者〈闘蛇編〉 裏表紙/上橋菜穂子)


外伝も含めると5冊からなる上橋菜穂子のファンタジー『獣の奏者』
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獣の奏者〈Ⅰ 闘蛇編〉
獣の奏者〈Ⅱ 王獣編〉
この2冊で一区切りつくので、興味がある方はまずこの2冊を読んでみてはいかがだろうか。


『獣の奏者』を簡単に説明してしまえば、王獣闘蛇と呼ばれる二つの特殊な生き物がいる世界の話だ。どちらの生き物も人間では太刀打ちできないくらい強い。


闘蛇は、なんとか人が制御できるため国を守護する兵器として使われている。対する王獣は闘蛇以上に強いが決して人に懐かない。特殊な笛の音で硬直させてからでないと近づくことさえできない。


物語は、決して人と懐かないはずの王獣とエリンが、

『獣の奏者』は、国と国の争いの物語でもあり、政治的な駆け引きの物語でもあり、決して人に懐かない王獣と少女が心を通わせていく物語でもある。


すべての鍵はエリンと王獣。圧倒的な強さを誇る闘蛇。その闘蛇、唯一の天敵が王獣なのだが、その王獣は人には決して懐かない。いや、懐かないはずだった──。


エリンと王獣が仲良くなればなるほど、政治的な波に飲み込まれてしまう。心を通わせたい、しかしそれは王獣を兵器として使用させられてしまう事を意味する。この場面のエリンの葛藤が...胸にくる。


一気読み必死のファンタジー。自信をもってオススメできる作品だ。


おわりに

半年で29作品。冊数にして46冊読むことができましたー。今まで年間100冊いったことないのですが、ちょっとペースを上げれば100冊いきそうですね。


古本屋めぐりが好きすぎて、安いことをいいことに積み本が増え続けている昨今ですが、一段落したら再読もしたいな、と。


筆頭は『獣の奏者』
次点で『オリジン』

ダン・ブラウンの作品は内容が濃すぎて一回じゃ足らないですね。


2018年・下期の一言感想

2019年・上期の一言感想 

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