FGかふぇ

読書やらカフェ巡りが趣味。読んだ本、行ったカフェの紹介がメインのブログです。ごゆるりとどうぞ。

ダン・ブラウン

【2023年版】ダン・ブラウン 全作品を発売順に紹介 おすすめ・感想 【新作随時更新】

ダン・ブラウンといえば、『ダ・ヴィンチ・コード』で一躍脚光を浴びた人気作家だ。そのシリーズ作品では第5作目になる『オリジン』が2019年に文庫版で発売されるなど、勢いは留まる所を知らない。 今回は、そんなダン・ブラウンの作品を一覧で紹介する(随…

地獄とは救いであり未来でもある──『インフェルノ』あらすじ・紹介【ダン・ブラウン】

わたしが贈るのは、未来だ。 わたしが贈るのは、救済だ。 わたしが贈るのは、地獄だ。 (引用:インフェルノ〈上〉P12/ダン・ブラウン) ダン・ブラウンの大人気作品『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの『インフェルノ』を紹介していく。 『インフェルノ』は…

欺きの極地にて──『デセプション・ポイント』のあらすじ・紹介【ダン・ブラウン】

「積み重ねた証拠は、カードを組み立てた家といっしょよ。大前提を抜きとるとすべてが揺らぎはじめる。隕石が発見された場所こそが大前提だったのよ」 (引用:デセプション・ポイント P132-133/ダン・ブラウン) ダン・ブラウンの『デセプション・ポイント』…

『デセプション・ポイント』の感想を好き勝手に語る【ダン・ブラウン】

ダン・ブラウンの『デセプション・ポイント』が、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズに負けず劣らず面白かったので感想を語っていく。 NASAの大発見とは何なのか!?大統領選挙はどうなるのか!?セクストン親子の関係は!?…と、開始数十ページで物語に完璧…

ダン・ブラウンの原点『パズル・パレス』のあらすじ・紹介

『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズで一目脚光を浴びているダン・ブラウン。今回はそんな彼の原点であるデビュー作『パズル・パレス』のあらすじ・紹介を行っていく。 『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの紹介はコチラからどうぞ。 目次 あらすじ NSAと訪れる…

人類の起源と行く末を解き明かす──『オリジン』あらすじ・紹介【ダン・ブラウン】

「導き出せる筋の通った結論はひとつしかありません」憂鬱な顔でカメラを見つめる。「生命を創り出すには......神が必要なのです」 (引用:オリジン P223/ダン・ブラウン) 「われわれはどこから来て、そしてどこへ行くのか?」人類の起源と行く末を示した壮大…

人類の未来を解き明かす!『オリジン』の感想を好き勝手に語る【ダン・ブラウン】

″敵がいる? いいことじゃないか。それは何かのために立ちあがったことがある証だ″。 (引用:オリジン〈上〉P326/ダン・ブラウン) まちに待ったダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第5弾、『オリジン』の感想を語っていく。ネタバレありなので…

【小説】『ダ・ヴィンチ・コード』の感想を好き勝手に語る【ダン・ブラウン】

汝が聖杯を見つけるのではなく、聖杯が汝を見いだすのである。 (引用:ダ・ヴィンチ・コード〈下〉P57/ダン・ブラウン) 『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第二作目、シリーズの名称にもなった『ダ・ヴィンチ・コード』の感想を語っていく。 シリーズ一作目…

【小説】ヴァチカンを光と闇が包み込む──『天使と悪魔』の感想を好き勝手に語る【ダン・ブラウン】

「厳正なるコンクラーベ。その伝統のしきたりが一夜にしてすべて破られる」 『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第一作目、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』の感想を語っていく。宗教と科学 物質と反物質 希望と絶望 天使と悪魔相反する二つが織り成すストー…

【小説】『インフェルノ』の感想を好き勝手に語る【ダン・ブラウン】

『インフェルノ』日本語訳で『地獄』 歴史、美術史に疎く、今回スポットがあてられている「ダンテ」ですら名前しか知らなかった私だが、存分に楽しむことができた。 そんな私ですら面白かったのだから、元々そちらの方面に教養のある方ならさぞかし楽しめた…