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『ラプラスの魔女』シリーズ紹介!2作品のあらすじ・感想【東野圭吾】


不幸な偶然の重なり──そんな簡単な言葉で片付けていいものだろうか。
しかしそれ以外には考えられない。人為的なものが関わる余地などゼロだ。この世に魔力とでもいうべきものが存在しないかぎりは──。

(引用:魔力の胎動/東野圭吾)


今回は、東野圭吾の『ラプラスの魔女』シリーズを紹介していく。


目次

『ラプラスの魔女』シリーズとは?読む順番は?

『ラプラスの魔女』シリーズは、フランス人数学者の「ピエール・シモン・ラプラス(1749-1827)」が提唱した「ラプラスの悪魔」という仮説を題材にした物語となっている。具体的にどんな仮題かというのは、作品紹介で書いているのでここでは省略する。


今回はシリーズとして、まとめて紹介しているが現在は2作品だけである。以下、その2作品と刊行年。


1.ラプラスの魔女《2015年》
2.魔力の胎動《2018年》


メインストーリーが『ラプラスの魔女』、その前日譚が『魔力の胎動』だ。読む順番としては、素直に『ラプラスの魔女』→『魔力の胎動』の順で読んでいけばいいだろう。


評判的に賛否が分かれている作品ではあるが、個人的にはかなり好きな作品たちなので、この2作で終わらずに続編が出る事を切に願っている。


また『ラプラスの魔女』は2018年に櫻井翔さん、広瀬すずさん主演で映画化されている。
まぁ……個人的には小説で楽しむ事をオススメする。

1.『ラプラスの魔女』

──あらすじ

円華という若い女性のボディーガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。
同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する──。
価値観をくつがえされる衝撃。物語に翻弄される興奮。作家デビュー30年、80作目の到達点。

──彼女の瞳は何を写すのか

冒頭で前述した通り、『ラプラスの魔女』は、フランス人数学者の「ピエール・シモン・ラプラス(1749-1827)」が提唱した「ラプラスの悪魔」という仮説を題材にした物語となっている。どんな仮説かというと以下の通りだ。
 

 「もし、この世に存在するすべての原子の現在位置と運動量を把握する知性が存在するならば、その存在は、物理学を用いることでこれらの原子の時間的変化を計算できるだろうから、未来の状態のがどうなるか完全に予知できる。」

これは実際に『ラプラスの魔女』本文から引用したものだ。


「もし、未来がわかったら…」と、だれもが一度は考えたことがあるはず。そんな力を得てしまった主人公と、巻き起こる事件に一気読み必死の作品だ。


賛否がわかれる作品ではあるが、個人的には推したい一冊。何よりも『ラプラスの悪魔』を持ち込んできた設定が好みすぎた。

2.魔力の胎動

──あらすじ

成績不振に苦しむスポーツ選手、息子が植物状態になった水難事故から立ち直れない父親、同性愛者への偏見に悩むミュージシャン。
彼等の悩みを知る鍼灸師・工藤ナユタの前に、物理現象を予測する力を持つ不思議な娘・円華が現れる。
挫けかけた人々は彼女の力と助言によって光を取り戻せるか?円華の献身に秘められた本当の目的と、切実な祈りとは。
規格外の衝撃ミステリ『ラプラスの魔女』とつながる、あたたかな希望と共感の物語。

(引用:「魔力の胎動」 東野 圭吾[角川文庫] - KADOKAWA)

──悩める人々の前に現れた彼女は、魔女

『魔力の胎動』は、『ラプラスの魔女』の前日譚になっている。そのため、先に『ラプラスの魔女』を読むことをオススメする。『ラプラスの魔女』と交差してる部分もあるので、それらの伏線も気にしながら読むと、よりいっそう楽しめるはずだ。


『魔力の胎動』は五章構成で

第一章:あの風に向かって翔べ
第二章:この手で魔球を
第三章:その流れの行方は
第四章:どの道で迷っていようとも
第五章:魔力の胎動

一~四章は、円華がラプラスの魔女の力を使って悩める人たちを救っていく物語。


そして五章は青江が過去に出会った事件で、『ラプラスの魔女』の事件に呼ばれるきっかけとなる物語。


本作は、『ラプラスの魔女』ありきの物語であり、欠けているところ……ではないが、歯痒いところを補った作品というのが『魔力の胎動』の印象。


物語前半は、東野圭吾らしい読み進めやすい理系チックな話、感動を誘ういい話だが、後半になるにつれて徐々に雰囲気が……!?


最後に

《ラプラスの悪魔》の仮説を取り入れたこのシリーズ、ホント好きだから続編に期待したいのだが、『魔力の胎動』発表からは、早4年……。期待しすぎずに待ちたいと思う。

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