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和製ファンタジーといえばこの人!!上橋菜穂子の作品一覧・あらすじ・読む順番等を紹介



和製ファンタジーといえばこの人!!というほどの知名度を持つ上橋菜穂子


その緻密に作り上げられた世界観、登場人物たちの関係性や気持ち、著者の民族学者ならではの知識を生かしての物語……など、子供向けかと思いきや大人が読んでも面白い。また子供の頃読んだことがあっても、大人になった今読んだらまた違う視点で物語を楽しめること間違いない。


今回は、上橋菜穂子の作品をすべてまとめて紹介していく。(エッセイ等は除く)




目次

上橋菜穂子の作品一覧・読む順番

以下、著者の小説一覧である。《》内は刊行年。

1.精霊の木《1989年》
2.月の森に、カミよ眠れ《1991年》
3.精霊の守り人《1996年》
4.闇の守り人《1999年》
5.夢の守り人《2000年》
6.虚空の旅人《2001年》
7.神の守り人〈上〉来訪編《2003年》
8.神の守り人〈下〉帰還編《2003年》
9.狐笛のかなた《2003年》
10.蒼路の旅人《2005年》
11.天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編《2006年》
12.天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編《2007年》
13.天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編《2007年》
14.流れ行く者〈守り人短編集〉《2008年》
15.炎路を行く者〈守り人短編集〉《2012年》
16.風と行く者〈守り人外伝〉《2018年》
17.獣の奏者〈Ⅰ闘蛇編〉《2006年》
18.獣の奏者〈Ⅱ王獣編〉《2006年》
19.獣の奏者〈Ⅲ探求編〉《2009年》
20.獣の奏者〈Ⅳ完結編〉《2009年》
21.獣の奏者〈外伝刹那〉《2010年》
22.鹿の王《2014年》
23.鹿の王 水底の橋《2019年》
24.香君《2022年》


読む順番は、シリーズの途中からでなければ、好きなもの・気になったものから読めばいいだろう。個人的に上橋作品で一番好きなのは『獣の奏者』なので、そこは推しておく。

以下では、シリーズ事に各作品を紹介していくので、そこで気になった作品が見つかれば幸いである。

1.『精霊の守り人』シリーズ

──あらすじ

 老練な女用心棒のバルサは新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズは今始まる


──言わずと知られた和製ファンタジーの代表作
小さいときから読書家だった方なら必ずと言っていいほど通るであろう上橋菜穂子の代表作、『精霊の守り人』シリーズ。以下シリーズ一覧。


【守り人シリーズ・作品一覧】

1.精霊の守り人
2.闇の守り人
3.夢の守り人
4.虚空の旅人
5.神の守り人〈上・下〉
6.蒼路の旅人
7.天と地の守り人〈1〜3部〉
8.流れ行く者〈短編集〉
9.炎路を行く者〈短編集〉
10.風と行く者〈外伝〉


短編集まで含めると全10作品で、『○○の”守り人”』は主人公がバルサという女短槍使い。『○○の”旅人”』は主人公がチャグムという皇子、といった構成となっている。


児童書という枠組みでもあるので、子供向けの作品なんじゃないの?と思われる方もいると思うが、ところがどっこいこのシリーズ、大人が読んでも面白い


純粋な気持ちでストーリーを楽しめる子供時代に出会ったとしても間違いなく面白いだろうし、大人の視点では、世界観の緻密さ、登場人物たちの関係性や気持ち、著者の民族学者ならではの知識を生かしての物語……面白い点が多すぎて物語の世界に没頭してしまうことだろう。


それでありながらキャラクターたちがそれぞれ魅力的で、彼らの会話のやり取りも読みやすい。そしてストーリーも小気味よく進むのでサクサクと読み進めることができることから子供向けというのも納得だ。

2.『獣の奏者』

──あらすじ

リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが──。苦難に立ち向かう少女の物語が、今ここに幕を開ける!

──少女の執念は世界を変える
『獣の奏者』は、外伝も含めると5冊からなるファンタジー作品だ。

【獣の奏者・作品一覧】

1.獣の奏者〈Ⅰ 闘蛇編〉
2.獣の奏者〈Ⅱ 王獣編〉
3.獣の奏者〈Ⅲ探求編〉
4.獣の奏者〈Ⅳ完結編〉
5.獣の奏者〈外伝 刹那〉

〈Ⅰ 闘蛇編〉と〈Ⅱ 王獣編〉で一区切りつくので、興味がある方はまずこの2冊を読んでみてはいかがだろうか。


『獣の奏者』は、国と国の争いの物語でもあり、政治的な駆け引きの物語でもあり、決して人に懐かない王獣と少女が心を通わせていく物語でもある。


王獣闘蛇と呼ばれる二つの特殊な生き物が登場するのだが、どちらの生き物も人間では太刀打ちできないくらい強い。


闘蛇は、なんとか人が制御できるため国を守護する兵器として使われている。対する王獣は闘蛇以上に強いが決して人に懐かない。特殊な笛の音で硬直させてからでないと近づくことさえできない。


しかし、主人公・エリンは決して人に懐かないはずの王獣と心を通わせてしまう


エリンと王獣が仲良くなればなるほど、政治的な波に飲み込まれてしまう。心を通わせたい、しかしそれは王獣を兵器として使用させられてしまう事を意味する。そのときエリンが選んだ道は……。


一気読み必死のファンタジー。自信をもってオススメできる作品で個人的には上橋作品の中で一番好き。





3.『鹿の王』

──あらすじ

強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団”独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!?
たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる──!


──2人の男が過酷な運命に立ち向かう
『鹿の王』は4巻構成で、2つの視点を中心に物語が進行していく。一人はあらすじで書いてある”ヴァン”。そしてもう一人は医術師の”ホッサル”だ。


ヴァンは、飛鹿〈ピユイカ〉と呼ばれる鹿を操ることができる。また、独角〈どっかく〉という戦闘集団の頭領であった。しかし戦いに破れ、奴隷に落とされると岩塩鉱で働かされることとなる。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。多くの人が病で命を落とすなか生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子”ユナ”とともに逃げ出すが……。


ホッサルは病の原因究明のため岩塩鉱に行く。多くの者が命を落としている中、脱走防止の足枷がひとつ外れていることが分かり、ヴァンだけが生き残ったことが発覚する。犬に噛まれても病にかからない人もいる事がわかったことで、謎の病の究明のため生き残ったヴァンを捜索することになる。


ヴァンとホッサルの2人の男を中心に過酷な運命に立ち向かう人々のストーリーが展開されていく。


『鹿の王』は、上で紹介した上橋菜穂子氏の他作品『守り人シリーズ』と『獣の奏者』と比較するファンタジー的な要素はやや薄めな印象。その分、生と死、病気とは、医療とは…とリアルな部分を深く掘り下げているのが特徴と言えるだろう。


いつもながら登場人物が魅力的で、細部まで世界観が構築されていてる。そして思わずうなってしまうような美しい日本語(表現)がページをめくる手を止めさせてくれない。


4.『鹿の王 水底の橋』

──あらすじ

なによりも大切にせねばならぬ人の命。その命を守る治療ができぬよう、政治という手が私を縛るのであれば、私は政治と戦わねばなりません。
黒狼熱大流行の危機が去り、東乎瑠帝国では、次期皇帝争いが勃発。様々な思惑が密かに蠢きはじめているとは知らずオタワルの天才医術師ホッサルは、祭医・真那の招きに応じて、恋人ミラルとともに清心教医術の発祥の地・安房那領へと向かう。
ホッサルはそこで、清心教医術に秘められた驚くべき歴史を知るが、思いがけぬ成り行きで、次期皇帝争いに巻き込まれていき!?異なる医術の対立を軸に人の命と医療の在り方を問う意欲作!


──2つの医術とタイトルの意味
前作のヴァンたちの存在が気になりつつも登場はせず、ホッサルがメインのストーリー。『鹿の王 水底の橋』は『鹿の王』の続編なので、先に『鹿の王』を読むことをオススメする。


ホッサルひとりを主人公に置くとこによって医術についてピックアップされているので前作『鹿の王』よりもアクション要素は薄いが、民族間での医術や文化の違い、死についての考え方などファンタジーとは思えないほどリアルに展開されていた。安定の上橋菜穂子クオリティ。


物語の軸になってくるのは2つの医術、『清心教医術』と『オタワル医術』。患者の全体を見る清心教医術と、患者の身体の内部を見るオタワル医術。そして死への考え方など、相反する意見をもつ両者。2つの医術がどう物語に関係してくるのか、そしてタイトルの『水底の橋』に秘められた意味とは……?


5.『香君』

──あらすじ

遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。この奇跡の稲をもたらし、香りで万象を知るという活神〈香君〉の庇護のもと、帝国は発展を続けてきたが、あるとき、オアレ稲に虫害が発生してしまう。
時を同じくして、ひとりの少女が帝都にやってきた。人並外れた嗅覚をもつ少女アイシャは、やがて、オアレ稲に秘められた謎と向き合っていくことになる。

──2022年に発売された最新作
『香君』は、2022年に発売された、上橋菜穂子の最初作。香りですべてを知ることのできる少女の物語……らしいのだが、買ってはあるものの、私はまだ読めていない。


読み次第追記するのでご容赦ください。



6.『精霊の木』

──あらすじ

環境破壊で地球が滅び、様々な星へ人類は移住していた。少年シンが暮らすナイラ星も移住二百年を迎えるなか、従妹のリシアに先住異星人の超能力が目覚める。失われた〈精霊の木(リンガラー・ホウ)〉を求め、黄昏の民と呼ばれる人々がこの地を目指していることを知った二人。しかし、真実を追い求める彼らに、歴史を闇に葬らんとする組織の手が迫る。「守り人」シリーズ著者のデビュ ー作、三十年の時を経て文庫化!

(引用:https://www.shinchosha.co.jp/book/132085/)



7.『月の森に、カミよ眠れ』

──あらすじ

月の森の蛇ガミをひたすら愛し、一生を森で送ったホウズキノヒメ。その息子である蛇ガミのタヤタに愛されながらも、カミとの契りを素直に受けいれられない娘、キシメ。神と人、自然と文明との関わりあいを描く古代ファンタジー。小学上級から。

(引用:https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%A3%AE%E3%81%AB%E3%80%81%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%82%88%E7%9C%A0%E3%82%8C-%E5%81%95%E6%88%90%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%8A%E6%A9%8B-%E8%8F%9C%E7%A9%82%E5%AD%90/dp/4036524305)

8.『狐笛のかなた』

──あらすじ

小夜は12歳。人の心が聞こえる〈聞き耳〉の力を亡き母から受け継いだ。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の〈あわい〉に棲む霊狐・野火だった。隣り合う国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が燃え上がる……ひたすらに。真直ぐに、呪いの彼方へと駆けていく、ニつの魂の物語。

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