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十二国記シリーズを読み終えたので感想を好き勝手に語る【小野不由美】


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小野不由美の十二国記に出会ってはや1ヶ月。十二国記のおかげでこの1ヶ月は濃密すぎる読書生活をおくる事ができました。


現在刊行されている『魔性の子』〜『華胥の幽夢』まで読み終わったので、出会ったきっかけ、感想を好き勝手に語っていく。十二国記シリーズのネタバレありになっているのでご注意ください。
ネタバレなしの作品紹介はコチラ
【十二国記の全作品紹介】


目次

十二国記との出会い

Twitterが十二国記との出会いのきっかけでした。私がフォローしている方は読書好きがほとんどなので、本に関する情報がタイムラインを埋め尽くす訳なんですけど、ある日タイムラインが十二国記に染まったんです。


「ついに十二国記の新刊がでる!」と。
『十二国記』の文字はどこかで見たことあったかもしれませんが、そこまで気にとめたことがありませんでした。そこまで話題にあがるなら是非とも読んでみよう!!と思い読み始めたのですが、まさかここまでのめり込むとは思いませんでした。
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読み始めてみて

「『魔性の子』から刊行順に読んで、でっかい鼠が出てくる所までがんばって読んで!!」

という曖昧な前情報だけで、とりあえず読み始めたのですが『魔性の子』を読み終わった後の素直な感想は…
「ファンタジーじゃねぇ!てか鼠もでてこねぇ!!」


把握していなかった私が完全に悪いのですが、『魔性の子』って所謂"エピソード0"の作品だったんですね、知らなかった…。ファンタジー作品を読むテンションで読み始めたので不意をつかれましたね。


『月の影 影の海』からはガッツリのファンタジーでわくわくしながら読んでたんですが、「でっかい鼠がでてくるまでがんばって」の意味がよく分かりました。まぁひたすらに救われない。『魔性の子』の広瀬しかり、陽子しかり、重くのしかかる現実に読み進めるのが辛いときもありました。


だからこそ楽俊の存在は安心します。全部読み切って魅力的なキャラはたくさんでてきましたけど、楽俊は1.2を争うくらい好きなキャラです。



完結はいつ…?

『魔性の子』を読み終わって、今後の展開を想像したときに、
①高里が神隠しにあっているときの話
②高里が蓬莱(日本)に帰ってきているときの話
③高里が十二国記の世界に帰ったあとの話

まぁこの①〜③は触れられるだろうなぁと漠然と予想はしていた訳ですよ。それで私が十二国記シリーズに手を出して『魔性の子』を読んだのが2018年12月。『魔性の子』が刊行されたのが1991年。もう27年前だし、この①〜③くらいはすでに物語に登場していて、その後どんな展開になっているのかなぁと考えていました。


それが蓋を開けてみたらビックリ、十二国記本編である最新刊『黄昏の岸 暁の天』で、まだ②までしかいってないという事実!!


まぁしょうがないですよね、十二の国あって、それぞれの国でそれぞれの物語が展開されていってる訳ですから、進みが遅いのは致し方ないです。


とはいえ、完結はいったいいつになるのでしょうか…?それとどのようにこの物語が締めくくられるのか気になるところです。『黄昏の岸 暁の天』の終わり方を見る限り、泰麒たちによる驍宗の捜索を描いた物語は間違いなくあると思います。


それと、個人的に陽子がメインの物語が好きなので慶国の成長と陽子の成長を描いた物語はまだまだ読みたいところ。『月の影 影の海』では陽子の決意と成長を描き、そして『風の万里 黎明の空』でようやく国としてのスタートを切った。流石にまだまだ終わらないだろうと思います。


ただ、短編集『華胥の幽夢』の『帰山』では、利広がこんなことを言っていました。

「そう──勢いがあるね、今度の慶は。いい感じた」
利広は微笑む。慶の端々には、いまだに強く王に対する不信感が残っている。だが、王都に近づけば近づくほど、民の顔は生彩を帯びてくる。王の膝元から希望が広がり始めている証拠だ。なにしろこれほど波乱を繰り返してきた国だから、臣下の硬直は岩のように堅固だが、それを吹き飛ばすだけの勢いを感じる。たぶん慶は最初の十年を乗り越えるだろう。それもかなり良い形で。

(引用:華胥の幽夢 P335/小野不由美)

なので次に陽子がメインとなるストーリーは十年後が舞台になるのかなと思ったり思わなかったり。


慶や戴の今後の展開が気になるのは間違いないですが、加えてまだ全然登場していない国があることを考えると…まだまだ十二国記の世界を堪能できそうですね…。問題はそれがいつになるか?ということ。



最後に

こんなに夢中になって読める本と出会えたのは久しぶりでした。本当に夢中になれる本と出会ってしまうと、読み終わるのが惜しくなってしまいます。読了後の余韻を楽しみたいという気持ちよりも、その世界にずっと浸っていたい気持ちが勝ってしまうんですよね。


待ちに待っている十二国記新刊は2019年中にはでるらしいので、シリーズを読み返しながら首を長くして待とうと思います。

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