2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
本格派ミステリーはもちろん、社会派から思わず涙を誘う感動作品、SFチックなものまで、もちろん東野圭吾といえば物理学をテーマとした″ガリレオ″シリーズも外せないだろう。 そんな様々な引き出しをもつ東野圭吾は、2022年現在短編集も含めればを100冊を越…
「またこんな日が来るとは夢にも思いませんでした」ロビーを見渡し、新田はしみじみとした口調でいった。「この制服を着て、あなたと一緒にいるとはね」 (引用:マスカレード・ナイト P48/東野圭吾) 今回は、「マスカレード」シリーズの第3作目である『マス…
『敵も化けている。決して騙されるな』 (引用:マスカレード・ナイト 表紙/東野圭吾) 今回は2017年9月15日に発売した、東野圭吾「マスカレード」シリーズの第3作目の『マスカレード・ナイト』を紹介する。 一体誰が犯人なのか?最後の最後まで犯人が予想でき…
身内から犯罪者が出るというのは、どういうものなのだろう。 いきなり″重い″投げかけで始めてしまったが、今回は東野圭吾の『手紙』を紹介する。 手紙 (文春文庫)posted with ヨメレバ東野 圭吾 文藝春秋 2006-10-01 AmazonKindle楽天ブックス 身内から犯罪…
宮部みゆきの『龍は眠る』の感想を語っていく。ネタバレを含めた感想ですのでご注意を。未読の方はこちらをどうぞ。 感想 『龍は眠る』を読んで、まず考えさせられるのは「人の心が読める(読めてしまう)のはどういうことか?」だろう。これによってサイキッ…
どうもFGです。なんとなくで始めたこのブログ『FGかふぇ』ですが、もう少しで開設して3ヶ月になろうとしています。いやはや読んでくださっている方には感謝の気持ちでいっぱいです。素直な感想としては、あっという間でしたね。今回は ・3ヶ月続けてみてどう…
宮部みゆきの『龍は眠る』を紹介する。 感想は別でこちらに書いています。 宮部みゆきの作品が読みたくなり古本屋でたまたま手に取った作品だったのだが、1992年に第45回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞している作品だった。どうりで面白い訳だ。 もし…