FGかふぇ

読書やらカフェ巡りが趣味。読んだ本、行ったカフェの紹介がメインのブログです。ごゆるりとどうぞ。

SF

物語のスケールに圧倒される『三体』のあらすじ・紹介【劉慈欣】

SF

「それは、宇宙のどの場所においても適用できる物理法則が存在しないことを意味する。ということはつまり……物理学は存在しない」 (引用:三体 P78/劉慈欣) SF小説の話題作、中国作家である劉慈欣(りゅう・じきん)の『三体』のあらすじ・紹介をしていく。 【…

『三体』感想:圧倒される傑作SF【劉 慈欣】

SF

すべての証拠が示す結論はひとつ。これまでも、これからも、物理学は存在しない。この行動が無責任なのはわかっています。でも、ほかにどうしようもなかった。 (引用:三体 P66/劉慈欣) SF小説の話題作、中国の作家である劉慈欣(りゅう・じきん)の『三体』…

『第六大陸』感想:緻密な構成と宇宙のロマンが詰まった一冊【小川一水】

SF

月への挑戦と少女の想いを描いた近未来ハードSF小説、小川一水の『第六大陸』の感想を語っていく。導入から読者を惹き付ける流れが完璧で、あれよあれよという間に読み切ってしまった。以下ネタバレありのため未読の方はコチラからどうぞ。【『第六大陸』…

『巨人たちの星』の感想を好き勝手に語る【ジェイムズ・P・ホーガン】

SF

「夢を描くことがなくなったのだね」ダンチェッカーは悲しげに頭をふった。「それは悲劇だ。わたしたちが今当たり前と思っていることはすべて、誰かが突拍子もない夢を描いたところから始まっているのだからね」 (引用:巨人たちの星 P259/J・P・ホーガン) …

『ガニメデの優しい巨人』の感想を好き勝手に語る【ジェイムズ・P・ホーガン】

SF

『星を継ぐもの』に次ぐシリーズ第二弾 『ガニメデの優しい巨人』の感想を語っていくネタバレありで語っていくので未読の方はご注意を。 またシリーズ第一弾の『星を継ぐもの』を読んでいないと、訳がわからないと思うので読んだことがない方はコチラからど…

『星を継ぐもの』の感想を好き勝手に語る【ジェイムズ・P・ホーガン】

SF

宇宙は人類にとってのロマンだ。宇宙人の存在については賛否が分かれるものだろう。私にとっては表面上ではあり得ないと考えつつも、心のどこかでは「もしかしたら...」と思わせる存在。 そんな夢とロマンを与えてくれる、心からわくわくさせてくれたのが『…

月面探査で見つかったのは5万年前の死体──『星を継ぐもの』【ジェイムズ・P・ホーガン】

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これまで誰一人真実に思い至る者がなかったとしても不思議はない。自明の理を、それも人類の歴史以前からの真実を、誰が疑おうとするだろうか? (引用:星を継ぐもの P259-260/ジェイムズ・P・ホーガン) 名作は色褪せない。1977年に発売した『星を継ぐもの…

植物が地球を支配した世界『地球の長い午後』のあらすじ・感想を好き勝手に語る【ブライアン・W・オールディス】

SF

目次 1.あらすじ 2.植物が世界を支配する地球の未来の姿 3.天下をとった植物たち 4.仲間から追放された少年 5.最後に 1.あらすじ 大地を覆いつくす巨木の世界は、永遠に太陽を片面に向けてめぐる植物の王国と化した地球の姿をだった! わがもの顔に跳梁する…